清香園たより

”くるみ”は園主 徳永亮の孫にあたります。

清香園だより vol.205

茶畑

3月の中旬になり、お茶の萌芽が始まったと連絡が届きはじめました。今年も新茶の季節がすぐそこまでやって来ました。私は昨年の新茶が終わってから各地の茶園を見て回りました。美味しいお茶を探し九州各地を歩きました。又、今年から新しい茶作りも始めます。私は茶業に55年従事して参りましたが新茶の季節を迎える時は不安と期待が入り混じった気持ちになります。冷える夜は朝2時頃に起き、夜空を見ます。満天の星、無風、こんな時はすぐに茶工場に電話をして防霜ファンは大丈夫か、スプリンクラーはコックを開けたか、こうして一睡もせず夜明けを迎えます。新茶を摘むまで霜が一番怖い存在です。今は防霜ファンやスプリンクラーがあるので霜の被害は少なくなりましたが、昔は古タイヤや藁を燃やし煙で防いでいました。今年は今までにない美味しい新茶を作ります。

砂紋

熊本に夕日と干潮が合致した時に見られる素晴らしい風景があります。夕日と砂が作り出す芸術品です。一番良く見えるのは2月から5月の10日間位です。潮の干潮と太陽の沈む時間が合わなけれな見れません。私はこの風景が熊本の中で見られる景色の中でも特に好きです。先月6日に仕事を早く切り上げて見に行きました。宇土市の御輿来(おこしき)海岸です。海岸に着いた時には既に大勢の人達が来ておられます。皆さんカメラを持っています。潮が引き太陽が西の島原半島に沈む午後6時すぎ干潟に三日月形の縞もようが夕日に照らされ幻想的な風景が現れました。まるで映画に出てくるようなシーンです。皆さんカメラのシャッターを切られていました。自然に感激しました。

くるみ

先日、くるみさんの弟のとしき君から「明日お好み焼きパーティーをします。」の電話「じぃも来てよかとかい」「来てください」「は~い来ま~す」明日くるみさんの家でお好み焼きパーティーです。こんな時は大体5時に始まります。その日は日曜日です。私は4時に風呂に入り着替えを済ませ「来ていいよ」の電話を待っていました。しかし今日の時計は進みません。家内に「お~い時計の壊れとるぞ。いっちょん進まんぞ」「故障はしていません」「そうかい」5時になりました。お呼びの電話です。「はいすぐ来ます」そう言った時にはもうくるみさんの玄関です。「じぃ~で~す」「どうぞ」「おじゃましま~す」くるみさんととしき君二人で作っています。「乾杯」「じぃ食べて」「おごちそうになりま~す」この上ない美味しさです。「じぃ今度は日田焼きそばよ」これが又美味しかった事。最高の日曜日でした。平和な日本に感謝しています!!

荒行

熊本市南区富合町の木原不動尊は日本三大不動尊の一つです。その木原不動尊で毎年2月28日に春季大祭があります。無病息災を願い皆さんが参拝にこられます。行者の人達が大釜の下に火をおこし護摩木を燃やしてお経を唱えながらまだ火が残る木の上を素足で歩いていかれます。家内に「ヤケドばするぞ」「そうね」「熱かぞ」行者の歩いた後を参拝の人達が歩き始めました「おいおいあの人は熱かつぞ」「そうよあの人は走ったよ」「熱かぞ~」「すごかね」参拝の人達もまだ火の残った炭の上を歩きます。次に煮え立った釜の熱湯を束にしたササにつけ参拝者に振りかけます。「ワァー逃げるぞ。熱かぞ」「ちがうとよあのササのお湯がかかると病気せんとよ」「そやんかい」私もお湯の洗礼を受けました。感謝

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